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2018年7月8日日曜日

鶏を食す

さて、お話はガーナ・ボルガタンガでの生活に戻って・・・
毎日何を食べていたかというと、写真のお料理です。
滞在していたホテルでのランチです。

下の白い物体2つはトウモロコシの粉を練っておもちのようにしたものです。
現地で「ティゼット」と呼ばれる伝統食です。
その上はグリルされたチキン。
それにトマトベースの少し辛いスープがかけられています。
地元の人たちは上手に手を使って食べますが、
私はいつもスプーンをもらっていました。
















ホテルでは毎朝ニワトリを売りにくる人がいます。
自転車に何羽もニワトリをぶらさげたおじさんです。
ホテルの女性従業員たちはそのおじさんからニワトリを仕入れ、
その後キッチンの横っちょですぐにさばきます。
女性たちは輪になってその作業をしているのでよく見えなかったのですが、
(わざと見えないようにしていたのか?)
羽をむしり取っているのはわかりました。
初めてその光景を目にしたときはカルチャーショックでした。
日本で若い女性がニワトリをさばいて食べるなんてありえないですが、ここでは日常なのだと。
今の日本ではきれいにパックされたお肉がスーパーの棚に並んでいるわけですが、
肉を食べるとはこういうことなんだ、と考えさせられたのでした。

そんなわけで、残すなんてとんでもない!
ありがたくいただいていたのですが、ほぼ毎日コレです。
たまにトマトスープじゃなくてオクラスープのときもありましたが、さすがに毎日はちょっと・・・。
次第に夢の中に「冷ややっこ」や「しゃぶしゃぶ」などが登場することになりました。

ちなみにアフリカのチキンは
ついさっきまでその辺を走り回っていたかのような?引き締まった硬い肉質でした。

今日は店内にいるニワトリを探してみました。
いろいろな表情のニワトリをご覧下さい。

ネパール(オイルランプ)





















インド コンド族




















ベナン フォン族

ベナン フォン族















インド(オイルランプ)













インドネシア スンバ島(イカット)














ガーナ ファンティ族(アサフォの旗)






















なんだか久しぶりにまたあの料理が食べたくなりました。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年6月25日月曜日

アフリカの貨幣あれこれ

牛、ラクダ、ビーズ、子安貝など様々なものが物々交換されてきた中で、
耐久性があり農具や武器などに加工できる鉄も重要な“財産”として
アフリカの人々に扱われてきました。


大きさも形も様々に精製されたアフリカ各地の鉄製貨幣。

今回は一部店頭に出しているものに加え、
倉庫で見つけ出してきた貨幣をいくつかご紹介いたします。
(写真で台座についていないものも、台座作成が可能です)



左:ムムイエ族 貨幣 \28,000+tax  W12×D9×H55㎝
中央:キシ族 貨幣 \28,000+tax   H約40㎝
右:シャンバ族 貨幣 \28,000+tax  W30×H42㎝


細かなねじり模様が施されています

松明のような形のムムイエ族の貨幣は、
複数のヘビが立ち上がった姿を現しているため、
よく見ると先がヘビの頭になっている部分があります。

ヘビは神様の使いや豊穣の象徴などとしてよく使われるモチーフですので、
何かを手に入れる引き換えとなった大切な財産(貨幣)に登場するのも納得です。




左:セヌフォ族 貨幣 \9,000+tax      W4×H39×D2㎝
中央(大):トーゴ ゴング \25,000+tax  W21×H51×D11㎝
中央(小):クエレ族 貨幣 \25,000+tax  W12.5×H40㎝
右:カメルーン 貨幣 \25,000+tax     W17×H27㎝

カメルーン 貨幣:ご売約 (店頭にもう1点ご用意ございます)

海を漂うエイのようなカメルーンの貨幣。
発見した時は思わず小躍りしてしまったほど可愛らしい佇まいの貨幣です。



貨幣を探している時に偶然みつけたゴングがとても美しかったため、
一緒に写真におさめてしまいました。
ふくよかな立体感が魅力的。



アフリカでは紀元前3世紀頃から鉄が作られ始めたとされています。
鉄を精製することは難しく、作業の前に音楽やダンスで成功祈願が行われることも。
鍛冶職人は特別な存在として扱われ、
職人同士でのみ使われる言語なども存在していました。




左:マンビラ族 貨幣 \50,000   W16×H42㎝
中央:ティヴ族 貨幣 \20,000   W18×H23.5㎝
右:クエレ族 貨幣 \120,000    W36×H50×D3㎝
  
クエレ族の貨幣は動物の体を象っているという考え方と、
ナイフ・カミソリを合わせた形であるという考えがあるようです。
両腕のように広がった左右の先、内側にひねられた部分が“耳”。
下の方で小さく二股に分れた部分を“尾”として見るそうですが……

武器から発展した形に、アフリカらしい動物的な要素が加わったのでしょうか。
皆さんは何を想像しますか?


ムムイエ族 貨幣 \75,000
W24×D3×H38㎝

ヨルバ族 貨幣(青銅)\58,000
W25.5×D5×H16㎝(サイズは台座含まず)

ルバ族 貨幣(青銅)200,000+tax
W29×D1.5×H13㎝(サイズは台座含まず)


アフリカの貨幣を見て、
鉄の繊細さや、表情の豊かさに魅力を感じるようになりました。
固いけれど柔らかい印象も受けるのは、そのデザインと錆の風合いのせいでしょうか。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
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2018年6月17日日曜日

ドゴン族のはしご

マリ共和国・ドゴン族のはしごのご紹介です。

まずは店内のはしごの写真から。
先端が二股に枝分かれした木を利用して作っています。
自然の木の形を生かしているのでそれぞれに表情があります。
高さや太さ、段差も小さなものから大きなものまで。
同じものは一つとしてありません。






















このようなはしごは家の屋根や穀物庫の入口に登るときに使用します。
屋根の上は家畜が登ってこれないため、安心して穀物を干すことができるのです。
家の中からも屋根に通じるはしごが置かれているといいます。
ドゴン族の暮らす断崖絶壁を歩く際、ときには大きな岩を越えなくてはなりません。
そんな場所にもはしごがかけられています。

実際にはしごが使われている風景をご紹介します。
ドゴン族だけでなくブルキナファソやガーナの諸部族の間でも広く使われています。

穀物庫に登るドゴン族の男性


ブルキナファソ・カセナ族の住居
























このはしご、足を置く面積が小さいので
スニーカーなど靴をはいて登るのは滑りやすくてちょっと難しいのです。
写真の男性のように裸足で登るのがいちばん!

お店ではオブジェとして展示しています。
力のある彫刻の作品のようです。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
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2018年6月13日水曜日

音のおはなし

みなさまこんにちは。

本日は最近何故かとても心ひかれる「音」についてご紹介したいと思います。

各種鈴 ¥1,500~2,500+tax

かんかんには古い楽器もございますが、
装飾品としての鈴や動物につけていたベルなど、
音楽を奏でる以外の「音」にも出会います。

上の写真はナイジェリアとインドの鈴。
細長い形のナイジェリアの鈴はニギニギニギッと高めの音が鳴り、
コロンとしたインドの鈴は下に向けて降るとデリデリッと鈍い音がします。

一瞬「おや?」と思うほど鈴らしくない音ですが、
上に向けると全く異なる軽やかな音がする面白い鈴です。

小ぶりで形や音が異なるので、好きな組み合わせでリュックにつけて
山歩きなどのお伴にするのもよさそうです。

インドでは昔からベルも大切にされてきました。
有名なカウベル(牛につける)のほかに、
魔よけとして持ち歩いたり家の扉にかけたりするノアベル。

かんかんでみつけたものは掌に収まる5㎝程度のベル。
中の棒が木のこともあれば、鉄製の鍵を入れているものもあります。
それゆえ音は本当に様々……

先日1つだけ表面に彫りの入っている珍しいベルをみつけました。
写真では掲載しておりませんが気になる方は店頭でお声かけください。

カウベル ¥3,600+tax

真鍮の凹凸がよい感じ……


最後はちょっと大きなベル。
タイの山岳民族、カレン族のエレファントベルです。

紐の部分を除いて約18㎝ほどですが、
写真ではダルマピン1本で壁から下げています。

エレファントベル ¥12,000+tax

このベルがなんともよい音で、
タローンタロンと懐かしいような優しげな響に癒されます。

このベルをつけて森を歩くゾウ達を見にゆきたいですね
お写真がなくて残念です。

さて色々とご紹介いたしましたが、
文章で音をお伝えするのはとても難しい。

是非ギャラリーで実際にお手にとって楽しんで頂きたい「音」のお話でした。


ギャラリーかんかん本店 K
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2018年6月10日日曜日

ナイジェリアの藍染め


各地で梅雨入りとなり、東京も本日は朝からしっとりした空気が漂っています。
こんな日はソファに埋もれて本を読んだり、うたた寝したり、
本を落として目を覚ましても、そのままうたた寝し続けたりしたい気持ちです。

皆さんは雨の日曜日をいかがお過ごしですか。


本日は藍と白のコントラストが美しいナイジェリアのテキスタイルをご紹介します。




ナイジェリアのヨルバ族が腰布などに使用している「アディレ」と呼ばれる藍布。
型染めや絞り染めなど手作業で作り上げる模様は実に多様です。

絞り染めの布には、
模様の部分を縫い留めていた糸のようなものが残っていることがありますが、
よく見ると私たちが縫物をするときに使う糸とは様子が異なります。


伝統的なものはラフィア椰子の繊維で模様の部分を縫ったりするそうで、
太さの不揃いな繊維が布のあちらとこちらで顔を出しています。


参考資料 african textiles

ここからは本店でご覧いただけるアディレの模様を一部ご紹介。

布のサイズ・価格はそれぞれ異なりますが、
小さいものは 約100×150㎝ ¥9,800+tax~ご用意しております。







新入荷の2枚は
店頭メインディスプレイでご覧いただけます!


厚さや柔らかさ、藍の濃淡は一点一点異なりますので、
手にとって「どこに掛けよう」「何に使おう」と
悩む楽しみを味わっていただきたいテキスタイルです。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
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2018年6月3日日曜日

新着パスポートマスク

皆さまこんにちは。
梅雨前のお天気続き、お出かけされる方が多いようで、
ギャラリー本店も連日お客様にお越しいただきありがとうございます。

今回アフリカからは種類豊富なパスポートマスクも届いております。
本日はその一部をご紹介させていただきます。



頬やおでこの出た、彫りの深いお顔。
よく見ると口だけほんのり赤い色がのせてあります。

【コートジボワール ダン族 パスポートマスク】
¥18,000+tax W9×H17㎝(H25台座含む)ご売約




3兄弟のように背の順で並べると、
ちょっとした表情の違いから性格まで想像できそうなお顔。

【ガボン クエレ族 パスポートマスク】
全て¥18,000+tax 
左:W9×H15(H23)ご売約
中:W8.5×H14.5(H20)ご売約
右:W8.5×H13.5(H18)


そして最後は、個人的に心のツボをぐいぐい押されてしまったこのお顔。


【コートジボワール ダン族 パスポートマスク】
¥18,000+tax W8×H18(H24.5)ご売約



横顔も木の味わいがあってよいですね。
こんなおでこの深海魚がいたような気がします。


木彫りの上から粘土質の何かを貼り付けたのでしょうか、
乾燥して表面が所々浮き上がっています。

この質感がなんとも素朴で魅力的です。


パスポートマスクは掌に収まるくらいのコンパクトな大きさなので、
お部屋の中のちょっとしたスペースにも置けるのが嬉しいですね。

他にも様々なマスクが入荷しておりますので、是非店頭でご覧下さい。

ギャラリーかんかん本店 K
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2018年5月29日火曜日

グルンシ族の壷

ブルキナファソからグルンシ族の壷も入荷しています。
そんな中でも今日は面白い壷をご紹介します。

グルンシ族の伝統的な壷といえば下の写真のようなシンプルな形の壷です。
女性の部屋にいくつも置かれ、
中には穀物や、衣服、アクセサリーなどの小物も入れられていました。
箪笥のような収納家具の代わりでしょうか。





ですが、このような壷に混じって“手”のついている壷が2点入ってきました。
見た瞬間、笑っちゃいました。

No.1
No.2




















作り手さんの伝統から飛び出した創作のようです。
OKのサインのような、今流行りらしいハートポーズのような、
「しまった~」とか「ごめんなさい」のような・・・
いろんな声が聞こえてきそうです。

No.1 上から


No.2 上から





















No.1 W38cm H33cm ¥38,000(税別)
No.2 W37cm H30cm ¥38,000(税別)

ぜひ見に来て下さいね。

最後にガーナ・ボルガタンガから足をのばし、グルンシの村を訪れたときの写真を2枚。
泥で造った家にペイントを施しています。
家の中の一室には壷がたくさん!


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2018年5月25日金曜日

アフリカ新着商品のご案内


皆さんこんにちは。

前回のブログでは遂に遂に、スタッフFが登場してくださいました。
初投稿で選んだ骨董が“怒れる女神”……さすがです。
(本人はとても穏やか)

かく言う私は1月からギャラリー本店に異動してまいりました、
新米店長の高坂(K)でございます。
どうぞ宜しくお願い致します。

ギャラリーのお知らせはもちろん、
かんかんで見つけた素敵なものや
日々のギャラリーの様子をお届けしたいと思います。


本日は今週から始まったアフリカ新着商品のご紹介です。





※ ご売約
      no.14 ブワ族 仮面“パピヨン”
  no.18 グレボ族 仮面
  no.20 クエレ族 仮面
      no.21    〃
  no.25 バウレ族 仮面“プレプレ” 
      no.27    〃
     ありがとうございました。



※ ご売約
  no.29  no.30  クエレ族 パスポートマスク
  no.33 グレボ族 パスポートマスク
  no.34  no.37  no.39  no.43  no.44  ダン族 パスポートマスク
      no.59  トーゴ 真鍮サイ  
  ありがとうございました。       



※ ご売約
  no.88  バウレ族 テキスタイル 
  ありがとうございました。

サイズや価格など気になる商品がございましたら本店までお問合せくださいませ。
(ご希望のお客様にはご案内を郵送でお送りいたします)

ギャラリー本店ではこの他にも新入荷の商品を展示しております。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
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