毎日何を食べていたかというと、写真のお料理です。
滞在していたホテルでのランチです。
下の白い物体2つはトウモロコシの粉を練っておもちのようにしたものです。
現地で「ティゼット」と呼ばれる伝統食です。
その上はグリルされたチキン。
それにトマトベースの少し辛いスープがかけられています。
地元の人たちは上手に手を使って食べますが、
私はいつもスプーンをもらっていました。
ホテルでは毎朝ニワトリを売りにくる人がいます。
自転車に何羽もニワトリをぶらさげたおじさんです。
ホテルの女性従業員たちはそのおじさんからニワトリを仕入れ、
その後キッチンの横っちょですぐにさばきます。
女性たちは輪になってその作業をしているのでよく見えなかったのですが、
(わざと見えないようにしていたのか?)
羽をむしり取っているのはわかりました。
初めてその光景を目にしたときはカルチャーショックでした。
日本で若い女性がニワトリをさばいて食べるなんてありえないですが、ここでは日常なのだと。
今の日本ではきれいにパックされたお肉がスーパーの棚に並んでいるわけですが、
肉を食べるとはこういうことなんだ、と考えさせられたのでした。
そんなわけで、残すなんてとんでもない!
ありがたくいただいていたのですが、ほぼ毎日コレです。
たまにトマトスープじゃなくてオクラスープのときもありましたが、さすがに毎日はちょっと・・・。
次第に夢の中に「冷ややっこ」や「しゃぶしゃぶ」などが登場することになりました。
ちなみにアフリカのチキンは
ついさっきまでその辺を走り回っていたかのような?引き締まった硬い肉質でした。
今日は店内にいるニワトリを探してみました。
いろいろな表情のニワトリをご覧下さい。
ネパール(オイルランプ) |
インド コンド族 |
ベナン フォン族 |
ベナン フォン族 |
インド(オイルランプ) |
インドネシア スンバ島(イカット) |
ガーナ ファンティ族(アサフォの旗) |
なんだか久しぶりにまたあの料理が食べたくなりました。
ギャラリーかんかん本店 F
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