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2020年3月31日火曜日

営業時間のお知らせです

皆さんこんにちは!

いつもギャラリーかんかん本店をご利用いただきありがとうございます。
明日、4月1日からしばらくの間、
営業時間が変更となりますのでお知らせいたします。


【通常の営業時間】
平日・・・・・・・11:00~19:00
土曜日・・・・・・11:00~18:30
日曜日、祝日・・・定休
   ↓
【変更後の臨時営業時間】
平日・・・・・・・11:00~18:00
土曜日・・・・・・11:00~18:00
日曜日、祝日・・・定休
 
現時点では期間が未定の為、
私たちも日々世の中の状況をみつつ、
もとの営業時間に戻る際はまたお知らせさせていただきます。

暫くの間はご不便をおかけしますが
何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。


そして本日はネパールの民具をお一つご紹介です!


コロッケ状のこの民具は
鉈(なた)を収めるための木製の鞘。

¥4,500+tax  W10.5×D3.5×H7.5㎝(ブログ掲載番号20-14)


表面は彫刻が施されていて、
横から見るとこんな風になっています。


ここに刃の部分を入れる
裏返すと紐を通す金具が2つでていて、
これで鉈と鞘を腰に下げられるようになっています。



一番初めのお写真ではこの金具部分に植物を挿していますが、
横にして刃を入れた部分に挿してもよさそうです。
いくつもあれば比べてみたいところですが、
一つしかないので大事に壁に飾ってみようと思います!

さり気なさ過ぎて見落としてしまうかもしれないので
ギャラリーへいらした際は是非どこに飾ってあるのか探してみてくださいね。
あそこに掛けようと思っています。



ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2020年3月28日土曜日

こんな時は

なかなかお出かけしづらい週末になりましたので、
本日は朝の9時から3時間ごとに
インスタグラムで商品のご紹介をしてきました。
https://www.instagram.com/gallerykankan_honten/

ご覧いただけない方もいらっしゃるかと思いますので、ブログにも掲載しますね。
(一番最後にインスタグラムでは載せなかったものもご紹介します!)



まずトーゴとブルキナファソの鉄製楽器、
左:¥18,000+tax W6×H24㎝(ブログ掲載番号20-8)
右:ボボ族 ゴング ¥28,000+tax W11×D5×H33㎝(ブログ掲載番号20-9)






このゴングを見るたびに、
着物の袖を身体の前で合わせたようなポーズが思い浮かぶスタッフKです。
もともとは鉄の棒で叩いて音を鳴らすのですが、こちらは本体のみ。
自立するのでコケシのようにさりげなく飾っていただけます。



お昼頃ご紹介したのはコーランボード。
まん丸お腹の鳥が両面に描かれているものです。
¥48,000+tax W29×D1.5×H63㎝(ブログ掲載番号20-10)


 5年前にもこのブログで他のボードについてご紹介していたので、
用途や現地のお写真はこちらでご覧いただけますよ! 






15時更新のインスタグラムでは
珍しく銅で作られたインドの壺をご紹介しました。
¥30,000+tax Φ32×H47㎝(ブログ掲載番号20-11)


 銅といっても薄めに作られているので素焼きの壺より軽くできています。
遠くから見るとシルエットの美しさに目がいきますが、
間近でみると細かな模様に驚き。
すっきりとしたフォルムで玄関などにもおすすめです。 





そして閉店時間の間際にご紹介したのが
小さな小さなミャオ族の衣装。
¥18,000+tax W34×L36㎝(ブログ掲載番号20-12)
実物を見たら、ちんまり可愛らしい襟周りに顔が綻んでしまいます。






そしてインスタグラムではご紹介していないのが
藍好きな方にお見せしたいトン族の衣装。
¥15,000+tax W34×L62㎝(ブログ掲載番号20-13)



裾は13枚重ねになっています。
お袖はないので、飾るだけでなく実際に着たい方でもお使いいただけそう。
後ろ姿だって、格好いいのです。



いかがでしょうか。


我々かんかん本店のスタッフは、
ギャラリーで皆様のご来店をお待ちしつつも、
今後も特集展示の内容だけでなく
日々みつけた色んな物をブログやインスタグラムでご紹介していけたらな、と思っています。


メールやお電話でご注文いただければ
「指定口座へのお振込み」や「代引き郵送」でご来店せずご購入いただくことも可能です。
こんな物ないかな、というリクエストやお探し物があれば
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

明日はググっと寒くなるようですので、温かくしてお過ごしください!


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2020年3月19日木曜日

エチオピアのちゃぶ台返し

現在開催中のエチオピアの暮らし特集、
連日のご来店・お問合せをありがとうございます。

本日は店内の様子と、
「エチオピア版ちゃぶ台」ならぬコーヒーテーブル返しのお写真をご紹介。
勿論テーブルを投げるのではなく、
ひっくり返した裏面をご覧いただきたいのです。


入口のエチオピアコーナー

奥には大きめなテーブルも


これまでご紹介してきた民具・プリミティブアートの中には、
そもそも特別な時にのみ使用され数が多くは作られていないもの・
見つかりづらいもの・手に入りにくいものなどもありましたが、
今回の特集は日常的に使われているものを集めているため、
 “数ある中から選ぶ楽しみ” が一つの醍醐味になっています。

並べてみては ああでもない、こうでもないと
お気に入りの一つを選び抜く作業は見ている私たちも楽しい光景。

本日は5点をご紹介します。


ご案内紙面 掲載№33


¥20,000+tax  41×35.5×H15.5㎝ 
持ち手に矢印のような模様が彫られているこちらのテーブルは、
ひっくり返すとこんな柄が描かれています。
そしてよく見ると靴下を履いているかのように4本脚が途中まで塗られている……
実にチャーミング!


紙面には未掲載のコーヒーテーブル



¥20,000+tax  40×35×H15㎝
天板にいろいろな木目の表情が出ているこのテーブルは、
幾何学模様とこれまた靴下。
赤が効いていますね。


未掲載のテーブルその2


¥24,000+tax  46×40×H15㎝
キリっと黒に近い焦げ茶色のテーブルは
裏面にシンプルな十字。これなかなか素敵です。




未掲載のテーブルその3


¥24,000+tax  48.5×42.5×H16㎝
一彫り一彫りの跡がとても美しいテーブル。
(お写真はギャラリーのライトが反射してしまいましたが……!)
黒っぽいテーブルとは対照的に柔らかく温かな印象です。



未掲載のテーブルその4
最後は小さいかた。
¥12,000+tax  31×26×H13㎝
熱いままのポットを置いたのでしょうか。
現地の生活感がそのままギャラリーへやってきました。


人口の約20%が珈琲豆に関わる仕事をし、
生産された豆の30~40%は国内で消費されているというエチオピアでは、
一日に何度もコーヒータイムをもうけ、
こうばしい香りとおしゃべりを楽しむのだとか。

みなさんも傍に置いて「ほぅ」っと一息つきたくなるような
お気に入りのテーブルを探しにいらしてくださいね。



ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2020年3月12日木曜日

珈琲の時間

ギャラリー近くの緑道では、桜の木の枝先が膨らんできました。
いよいよ温かいぞ、と思っても夜は風が冷たかったりと油断ならないこの頃です。

そんなギャラリー本店では昨日から新しい特集 
「SELAM!(セラム)ーエチオピアの暮らしー」が始まりました。
皆様にお送りしているお知らせの紙面をご紹介します。







掲載しきれなかったコーヒーテーブルや木器もございますので、
ぜひギャラリー本店へ見に来てくださいね。
(コーヒーテーブルはひっくり返して裏面もチェックしてみると
模様が描かれていることがあります!)

ご注文は特集名(セラム―エチオピアの暮らし―)と掲載番号で
ご連絡ください。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2020年3月6日金曜日

霊布・グリンシン

 こんにちは。
 ずっと毎日、新型コロナウィルスのニュースばかり…
 今日は、皆様の身体とともに心の安らぎを願い、ぜひこの布をご紹介したいと思います。

 インドネシア共和国、バリ。
 島で、古からのヒンドゥー教の教えに基づいた生活を守るバリ・アガの人びとが住む村のひとつ、トゥガナン。その村だけで織られる 『グリンシン と呼ばれる絣は、世界にも少ない、縦糸も緯糸も両方を染め抜き、緻密に柄を合わせるダブルイカット経緯絣です。
 グリンは「疾病・厄災、シン無い」。〝無病息災〟がそのまま名前になっています。

①23×118㎝ \60,000-(ブログ掲載番号20-4)
(サイズは房部分は含んでおりません)
市松は、バリヒンドゥーでは魔除け・浄化を願う文様。
白黒の市松の布は、バリでよくみかけます。


 木綿の糸を島の北部から取り寄せ、糸を張り、括り、染料で幾度となく染め、緻密に柄をあわせ手織りする。
 真っ赤に染め上げるには数年から8年にも及び、長い長い気の遠くなるような時間を費やされて織り上げられます。時には10年を超えることも…。

②42×142㎝ \85,000-(ブログ掲載番号20-5)

 村には、ヒンドゥーの神インドラが
 このダブルイカットの技法を人びとに教えた、との言い伝えがあります。
 神に祈りを捧げながら織るグリンシン。その時間が長いほど 強い霊力を持つとされるのです。
 村のお祭りや儀礼のとき、人びとは敬いと願いを込めてグリンシンを身に纏い 正装します。女達の胸にも しっかりグリンシンが巻き付けられます。
これはまた、純粋なバリ・アガである証でもあるのです。
 神への供物としても、病気の治癒を願う呪術にも用いられます。

③42×149㎝ \90,000-(ブログ掲載番号20-6)

 藍・茜・ククイナッツなど植物染料を使います。赤は茜。黒は藍に茜が重ねられます。
染め出された赤・白・黒は、ヒンドゥー教の3神を示すようです。
 現れる独特の文様は一見 幾何学的なのですが、寺院・城壁・家・ワヤン人形。
草木・花・果実。蠍や馬・・・自然の動植物、さらには山・星などなど。
 その視点は、手の中に納まる身近なものから 天高くまで及ぶのです。

④43×146㎝ \85,000-(ブログ掲載番号20-7)

 広げられたグリンシンをじっと見つめていると、
季節を感じ取り ほころぶ花々の喜びや、無限なる宇宙のエネルギーをも感じられ、
見飽きることがありません。
 なんだか、気持ちも 穏やかに広がっていくようです。


 こんな素晴らしいグリンシンを
ぜひ ご覧くださいませ。



ギャラリーかんかん本店 Ⅿ
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp