先日、エチオピアの瓢箪(ひょうたん)をご紹介した直後に
もう一つとても素敵な瓢箪がやってきました。
この形は本の中でしか見たことがなかったので感激です。
深い茶色と黒い艶、「お見事!」な曲線美を見せるのは
カメルーンのバムン族が使用していた瓢箪。
直径36×持ち手上部までの高さ68㎝ ¥48,000+tax
竹のような固い植物でできた持ち手と、
藁のような柔らかい素材で編まれた鍋敷きがぐるっと本体に取り付けられているので、
手で持つことも、頭に乗せることもでき、地面に置いても安定します。
現在カメルーンで主力のお酒と言えばビールのようですが、
バムン族のこの形の瓢箪はプラム酒(果実酒)を入れるのによく使われていたそうです。
(お酒だけでなくお水などにも使用)
たっぷりふくよかで、すらっと長い首を傾げた様子は
後ろ姿にも惚れ惚れ。
もしやこの瓢箪も……!と思い
少し期待を込めて口の部分からくんくん匂いを嗅いでみましたが、
お酒の香りは感知できず。
こんな美しい容器にお酒が入っていたら
さぞかし美味しいことでしょう、などとうっとりしてしまうのでした。
ギャラリーかんかん本店 K
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