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2019年9月23日月曜日

タンザニアのスツールをじっくり見てみる【後篇】

皆様こんにちは。

夏の特別企画も終わり、次の特集を始める前に
タンザニアのスツールをご紹介する【後篇】として
前回の①~⑤に続く4点を掲載したいと思います!

前篇の記憶が遠い彼方へ行ってしまった方はこちらをご覧ください↓



前回「ヘヘ族のスツールは座面がお椀型に窪んでいる」とご紹介しましたが、
最近、自宅にあるセヌフォ族やトンガ族のスツールに座って
植物の手入れをしていた際に、
「やっぱりヘヘ族のスツールは座り心地がよかったな……」と改めて実感しました。

いずれも脚の短いスツールであることに違いありませんが、
座面が真っ平らか、窪んでいるかの差で
座った時の安定感や疲れにくさはヘヘ族の座面が一番です!
オブジェとしてだけでなく、
玄関で靴を履くときなど実用としてもお探しの方には
是非一度座ってみていただきたいスツールです。


それではギャラリーのいちおし後編4つをご覧ください。
⑥は座面の木の風合いが素敵な一点。
一番擦れる輪郭部分だけツヤツヤに擦り減っています。
29×26.5×H19㎝ ¥32,000+tax

⑦は黒に近い濃い焦げ茶色で、
他のものに比べて素朴さよりもキリッとした印象のスツール。
もともと縁の一部が欠けていますが、
欠けてからも時間が経っているようで、その分の色艶にも遜色はありません。

お部屋の壁や床に合わせて濃い色の椅子をお探しのお客様もいらっしゃいますが、
そんな方には是非おすすめできる一点です。




⑧はお相撲さんのようなポーズの面白い!と選ばれた
3本の脚の内1本だけが短く、踏み出した脚が踏ん張っているような傾き加減です。
短い脚を中央に持ってくると
上に何かを載せてディスプレイした際に後方が少し上がって見やすいので◎

それにしてもここまで偏って脚が擦り減っているのは
タンザニアで使われていた時に毎回同じ向きで座っていたのでしょうか、、、

31×30.5×H23.5㎝ ¥40,000+tax

そして最後は一番小さな可愛らしいカサカサのスツール……でしたが、
なんと撮影後、ブログでご紹介前にお客様のもとへお嫁に出てしまいました。
ちんまりと小柄でさりげない味わいのあるスツールだったので、
是非大切に使っていただけると嬉しいです。
SOLD

以上、お久しぶりにヘヘ族のスツールをご紹介しました。
ギャラリーには他にも沢山のアフリカの椅子がありますので、
是非見て、触って、座って、比べてみてくださいね。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp