皆さまこんにちは。
本日はアフリカ南西部のアンゴラ〜ナミビアに暮らしている
オヴァンボ族(Ovambo)のドレスオーナメントについて書いてみようと思います。
骨でできている手のひらサイズのボタンのようなもので、
主に女性が衣服の腰の辺りにつけて使用していました。
¥38,000+tax 3.5×5×高さ2.5㎝(ブログ掲載番号20-23)
現地では「Omakipa」や「Ekipa」と呼ばれていますが、
夫の裕福さや豊かさの象徴として既婚女性が身につけることから
「ブライダルバッジ」「ブライダルオーナメント」と言われることもあります。
オヴァンボの女性たち © Hadithi Africa |
オヴァンボ族はアンゴラの人口約2%、
ナミビアの人口約50%を占める大きな民族です。
伝統的な衣服としては長いスカートに袖の短い上着を合わせた
odelelaというものがありますが、
婚礼セレモニーの際はこの衣装にビーズや貝、動物の毛皮などをつけて
上の写真のように華やかな装いで集まります。
(なんてエネルギッシュなファッション!)
下のお写真、黄色く囲んだところがEkipaです。
一緒に写っている白っぽいオーナメントは貝でできているものです。
そしてギャラリーにあるEkipaの裏側を見てみると、
こんなふうになっています。
豚の鼻みたい! |
ほんのり赤い部分があることがわかります。
この赤はなんだろう?と思い調べてみると、
紅土(黄土に含まれている赤い土)で染めて使うことがあるそうで、
その名残なのでは、という結論に。
下のお写真の行列で、最後尾に並んでいる女性の腰、
確かに真っ赤なEkipaがついています。
© Hadithi Africa |
さりげない模様を施したドレスオーナメント。
首からさげてもアクセントになりますし、
ブローチのようにしてジャケットやバッグにつけてもよさそうです。
と言いながら、部屋のお気に入りスペースに置いて
目に入るたび手に取ってしげしげ眺めるのが一番好きなスタッフKなのでありました。
皆さんはどんな風に楽しみますか?
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