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2018年8月10日金曜日

夏季休業のお知らせ


2018年8月11日(土)~8月15日(水)の間、
ギャラリーかんかん本店は夏季休業日とさせていただきます。

8月16日(木)より営業を再開いたしますので、
ご来店のお客様は休業日をご確認のうえお越しくださいませ。

お盆休みでお出かけされる方、
お盆休みもお仕事・お勉強の方、
皆さま暑さに気を付けて、よい時間をお過ごし下さい。



ギャラリーかんかん本店 
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年8月9日木曜日

縄文とノク


東京国立博物館で開催中の「縄文ー1万年の美の鼓動」を観てきました。
縄文時代の土器や土偶に魅せられて大興奮してしまいました。
はるか昔にこんな素晴らしい造形と豊かな精神性があったなんて!
まさに日本のお宝です。
とても見応えのある展覧会です。まだ行っていない方はぜひ。

展示の一つに縄文と同時代の世界の土器が展示されているコーナーがありました。
アフリカはというと、エジプトの土器が展示されていました。

一般的にはあまり知られていないのかもしれませんが、
ナイジェリアのノク地方で発掘されたテラコッタの像も
紀元前10世紀から紀元後5世紀のものといわれ、縄文時代晩期と重なる時期があります。
サハラ以南のブラックアフリカでは現存する最古のテラコッタです。

今日はそんなノクのテラコッタをご紹介します。
お店ではいつも顔を正面にして展示していますが、今回は後ろにもご注目下さい。
髪型や帽子がステキなのです。

ノク①正面

①後ろ 複雑な髪型。エジプトのお姫様のよう。


ノク②正面

②後ろ なんと!帽子! 帽子からはみ出た髪もステキです。


ノク③正面

③後ろ 当時の人たちはストレートヘアだったのでしょうか?


ノク④正面

④後ろ 小分けに編み込んだのでしょうか。おしゃれさんです。


ノク⑤正面

⑤後ろ こちらも帽子ですね



ノク⑥正面

⑥後ろ これは!?サザエさん!?


ノク⑦正面

⑦後ろ なんだか日本髪のようです。


ノク⑧正面

⑧後ろ 髪なのか帽子なのか???


ノク⑨正面↓

⑨後ろ 穴は壊れたような穴ではなく、意図された穴のようです。
さてどんな髪や飾りだったのでしょうか・・・。


一つ一つ、どれも個性的なのでたくさんご紹介してしまいました。
おしゃれ心は昔も今も変わらないのですね。
もしもタイムマシーンがあったなら、縄文時代やノクの時代に行って
どんな暮らしがあったのか見てみたいです。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年8月7日火曜日

100点限定特別価格市、クローズアップその①

またしても台風が近づいてきているようですね。
明日、明後日お出かけのお客様はお気を付けてお越しくださいませ。

本日は8月1日から本店で開催している
【インテリアルデコル100選】
100点限定特別価格市に出している骨董をいくつかご紹介します。

近寄って様々な角度から見てみると、
思わぬチャーミングさが発見できるかもしれません。



四面の顔、印象的な立ち姿
●マリ共和国 ドゴン族の儀礼用容器

通常価格:¥25,000+tax
特別価格:¥18,000+tax

W15×D35.5×H64.5㎝


上下2段の扉がついており、上段は左開き。下段は右開きの作りになっています。
長い間の木の膨張のせいか扉は固く閉まっており、
開けるにはなかなかの気合いと技量を要しそう……。

全体の形は角の取れた柔らかな三角柱で、
前後左右の顔と三本脚での立ち姿が印象的なオブジェとしてお楽しみ頂けそうです。


裏面にはドゴン族が神の化身としているワニ。
側面には目を覆った「見ざる(猿)」のようなポーズの人物が彫り出されています。




飾り気のない、静かな佇まい
●ナイジェリア イボ族 仮面

通常価格:¥58,000+tax
特別価格:¥40,000+tax

W13×D12×H20.5㎝(台座を含めるとH32㎝)


イボ族の仮面というと目の周りが黒く塗られていたり、
おでこや目じりに彫り模様があったりする仮面が印象的ですが、
こちらは装飾のない素朴なお顔。

賑やかな仮面に比べると、あまり自己主張の強くない静かな存在感……。


大きめの鼻、右の口角が少しだけ上がっている口元。
派手な作りではありませんが、なぜか見ていたくなる。そんなお顔。




脚はぽってり、座面はすらり
●ブルキナファソ グルンシ族の寝椅子

通常価格:¥75,000+tax
特別価格:¥50,000+tax

W22×D96×H71㎝


前に一本、後ろに二本、
ぽてっとした太めの脚が可愛らしい!

座面と背もたれが細身なので対照的でよいバランス。

グルンシの寝椅子の中では小ぶりなものを選んだので、
ちょっとしたスペースにもすっと納まります。



この寝椅子だけ背もたれの頂上に丸い模様が彫られている為、
こっそり「ぐるぐるグルンシ」と命名して愛でています。

少し朽ちた木の雰囲気、色、艶、座面の優しいカーブ。
店頭では座ったり寝転がったりしてお試しいただけます。


インテリアルデコル100選、
まだまだ素敵な一点物がございます。
是非期間中に本店ギャラリーへお越しくださいませ。

商品のご紹介その②はまた後日更新致します!
お楽しみに。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年7月31日火曜日

インテリアルデコル100選 開催です

暫くブログをお休みしていた間に、
明日から始まる本店の企画準備が着々と進んでまいりました。

既にお知らせの便りが届き、お問合せをくださったお客様方、
ありがとうございます。


明日8月1日から1ヶ月間、
本店では100点限定の特別価格市を開催いたします。

【2018年 夏 インテリアルデコル100選】
開催期間:2018年8月1日(水)~8月31日(金)
本店夏季休業日:2018年8月11日(土)~8月15日(水)

これまで店頭に出していなかった商品、
初めての骨董にもおすすめな小さめの立像、
手仕事の風合いが人気の一木彫りスツールなど……
この期間のみ限定の特別価格でご用意しております。

目があって何か惹かれる一点、
手にとって自分にしっくりくる一点、
傍に置きたいと思えるそんな骨董との出会いが沢山の方に訪れますように。

※開催期間が終わると全ての商品は通常価格での販売となります。





次回のブログでは100点の中から何点かをピックアップして
ご紹介したいと思っています。

個別にメール等で画像をお送りすることも可能です。
気になる商品がございましたら、是非本店までお問合せくださいませ。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年7月8日日曜日

鶏を食す

さて、お話はガーナ・ボルガタンガでの生活に戻って・・・
毎日何を食べていたかというと、写真のお料理です。
滞在していたホテルでのランチです。

下の白い物体2つはトウモロコシの粉を練っておもちのようにしたものです。
現地で「ティゼット」と呼ばれる伝統食です。
その上はグリルされたチキン。
それにトマトベースの少し辛いスープがかけられています。
地元の人たちは上手に手を使って食べますが、
私はいつもスプーンをもらっていました。
















ホテルでは毎朝ニワトリを売りにくる人がいます。
自転車に何羽もニワトリをぶらさげたおじさんです。
ホテルの女性従業員たちはそのおじさんからニワトリを仕入れ、
その後キッチンの横っちょですぐにさばきます。
女性たちは輪になってその作業をしているのでよく見えなかったのですが、
(わざと見えないようにしていたのか?)
羽をむしり取っているのはわかりました。
初めてその光景を目にしたときはカルチャーショックでした。
日本で若い女性がニワトリをさばいて食べるなんてありえないですが、ここでは日常なのだと。
今の日本ではきれいにパックされたお肉がスーパーの棚に並んでいるわけですが、
肉を食べるとはこういうことなんだ、と考えさせられたのでした。

そんなわけで、残すなんてとんでもない!
ありがたくいただいていたのですが、ほぼ毎日コレです。
たまにトマトスープじゃなくてオクラスープのときもありましたが、さすがに毎日はちょっと・・・。
次第に夢の中に「冷ややっこ」や「しゃぶしゃぶ」などが登場することになりました。

ちなみにアフリカのチキンは
ついさっきまでその辺を走り回っていたかのような?引き締まった硬い肉質でした。

今日は店内にいるニワトリを探してみました。
いろいろな表情のニワトリをご覧下さい。

ネパール(オイルランプ)





















インド コンド族




















ベナン フォン族

ベナン フォン族















インド(オイルランプ)













インドネシア スンバ島(イカット)














ガーナ ファンティ族(アサフォの旗)






















なんだか久しぶりにまたあの料理が食べたくなりました。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年6月25日月曜日

アフリカの貨幣あれこれ

牛、ラクダ、ビーズ、子安貝など様々なものが物々交換されてきた中で、
耐久性があり農具や武器などに加工できる鉄も重要な“財産”として
アフリカの人々に扱われてきました。


大きさも形も様々に精製されたアフリカ各地の鉄製貨幣。

今回は一部店頭に出しているものに加え、
倉庫で見つけ出してきた貨幣をいくつかご紹介いたします。
(写真で台座についていないものも、台座作成が可能です)



左:ムムイエ族 貨幣 \28,000+tax  W12×D9×H55㎝
中央:キシ族 貨幣 \28,000+tax   H約40㎝
右:シャンバ族 貨幣 \28,000+tax  W30×H42㎝


細かなねじり模様が施されています

松明のような形のムムイエ族の貨幣は、
複数のヘビが立ち上がった姿を現しているため、
よく見ると先がヘビの頭になっている部分があります。

ヘビは神様の使いや豊穣の象徴などとしてよく使われるモチーフですので、
何かを手に入れる引き換えとなった大切な財産(貨幣)に登場するのも納得です。




左:セヌフォ族 貨幣 \9,000+tax      W4×H39×D2㎝
中央(大):トーゴ ゴング \25,000+tax  W21×H51×D11㎝
中央(小):クエレ族 貨幣 \25,000+tax  W12.5×H40㎝
右:カメルーン 貨幣 \25,000+tax     W17×H27㎝

カメルーン 貨幣:ご売約 (店頭にもう1点ご用意ございます)

海を漂うエイのようなカメルーンの貨幣。
発見した時は思わず小躍りしてしまったほど可愛らしい佇まいの貨幣です。



貨幣を探している時に偶然みつけたゴングがとても美しかったため、
一緒に写真におさめてしまいました。
ふくよかな立体感が魅力的。



アフリカでは紀元前3世紀頃から鉄が作られ始めたとされています。
鉄を精製することは難しく、作業の前に音楽やダンスで成功祈願が行われることも。
鍛冶職人は特別な存在として扱われ、
職人同士でのみ使われる言語なども存在していました。




左:マンビラ族 貨幣 \50,000   W16×H42㎝
中央:ティヴ族 貨幣 \20,000   W18×H23.5㎝
右:クエレ族 貨幣 \120,000    W36×H50×D3㎝
  
クエレ族の貨幣は動物の体を象っているという考え方と、
ナイフ・カミソリを合わせた形であるという考えがあるようです。
両腕のように広がった左右の先、内側にひねられた部分が“耳”。
下の方で小さく二股に分れた部分を“尾”として見るそうですが……

武器から発展した形に、アフリカらしい動物的な要素が加わったのでしょうか。
皆さんは何を想像しますか?


ムムイエ族 貨幣 \75,000
W24×D3×H38㎝

ヨルバ族 貨幣(青銅)\58,000
W25.5×D5×H16㎝(サイズは台座含まず)

ルバ族 貨幣(青銅)200,000+tax
W29×D1.5×H13㎝(サイズは台座含まず)


アフリカの貨幣を見て、
鉄の繊細さや、表情の豊かさに魅力を感じるようになりました。
固いけれど柔らかい印象も受けるのは、そのデザインと錆の風合いのせいでしょうか。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2018年6月17日日曜日

ドゴン族のはしご

マリ共和国・ドゴン族のはしごのご紹介です。

まずは店内のはしごの写真から。
先端が二股に枝分かれした木を利用して作っています。
自然の木の形を生かしているのでそれぞれに表情があります。
高さや太さ、段差も小さなものから大きなものまで。
同じものは一つとしてありません。






















このようなはしごは家の屋根や穀物庫の入口に登るときに使用します。
屋根の上は家畜が登ってこれないため、安心して穀物を干すことができるのです。
家の中からも屋根に通じるはしごが置かれているといいます。
ドゴン族の暮らす断崖絶壁を歩く際、ときには大きな岩を越えなくてはなりません。
そんな場所にもはしごがかけられています。

実際にはしごが使われている風景をご紹介します。
ドゴン族だけでなくブルキナファソやガーナの諸部族の間でも広く使われています。

穀物庫に登るドゴン族の男性


ブルキナファソ・カセナ族の住居
























このはしご、足を置く面積が小さいので
スニーカーなど靴をはいて登るのは滑りやすくてちょっと難しいのです。
写真の男性のように裸足で登るのがいちばん!

お店ではオブジェとして展示しています。
力のある彫刻の作品のようです。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp