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2019年6月29日土曜日

今年の顔はどんな顔

「卓上サイズで飾りやすいですね」と
大変ご好評をいただいている、
手のひらサイズのマスク(パスポートマスク)
が入荷しましたのでご紹介します。

それぞれ専用の台座につけてありますが、
外して壁掛けとしてもお使いいただけます。

今年も様々な表情のマスクがやってきました。

左 ゲレ族 ¥25,000+tax
右 ダン族 ¥25,000+tax


この2人はお髭が大変フサフサです。
民族は異なりますが、何れもコートジボワールの仮面。


左 ゲレ族 ¥36,000+tax
右 ゲレ族 ¥18,000+tax


大きい方の仮面には口周りに革が貼り付けてあり、
彫りの深いお顔と相まって逞しい印象。


グレボ族 ¥25,000+tax SOLD
顔につける大きなタイプでも人気のあるグレボ族の複眼仮面、
今年はパスポートマスクも1つだけ入荷しました。


左右どちらも ウォベ族 ¥25,000+tax
左 ファング族 ¥16,000+tax SOLD
右 ソンゲ族 ¥16,000+tax SOLD

左 ダン族 ¥25,000+tax
右 ダン族 ¥18,000+tax

一度にこんなに沢山並べて見れられるのは
入荷して暫くのうちだけの贅沢です。

実はどんぐり頭のクエレ族のパスポートマスクも入荷していたのですが、
ブログでご紹介する前に早々とお嫁に出て行きました。
ギャラリーでは写真を撮ってご案内の紙に印刷しておりますので
気になる方は店頭でお声かけ下さいね!


最後は同じく今年入荷した鉄人形とご一緒に。
左 ダン族パスポートマスク ¥28,000+tax
中央 マリ共和国 鉄人形 ¥24,000+tax SOLD
右 マリ共和国 鉄人形 ¥24,000+tax SOLD


 「えっへん、
 それではアフリカの素敵なお顔たちとの出会いを祝して……」



「ばんざーい!」

なんてセリフを喋らせたくなるようなポーズです。

ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年6月18日火曜日

ツバメと時を告げる鳥

かんかん本社ビルに嬉しい訪れがありました。
ここ数年間来ていなかったツバメが久しぶりにやってきました。
壊れかけていた巣を修復し、住みついています。
可愛らしいし、縁起が良いです!
もう卵を抱いているのでしょうか。
これからヒナの巣立ちまで見守っていきたいです。
















さて、鳥関連でアサフォの旗をご紹介致します。
アサフォとはガーナ・ファンティ族の軍隊のこと。
彼らはイギリスの国旗に感銘を受けて、自分たちの旗を作るようになりました。


146cm×103cm ¥65,000(税別)





















こちらは新着商品。
つながれた2羽の鳥が描かれています。
その意味は―――「We control the cock and the clock-bird」
2羽の鳥はどちらも時を告げる鳥で
我々は時間をコントロールし、事が行われる時を決めることができる、
ということを示しているそうです。

自分たちがどんなに強いのかを表しているのに、まんがチックでどこかユーモラスです。
ニワトリは人間より大きいですしね(笑)。

このように見ていて楽しい旗は他にも在庫があります。
展示しきれないのでご来店時にお声をかけて下さいね。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年6月10日月曜日

バムン族の瓢箪


先日、エチオピアの瓢箪(ひょうたん)をご紹介した直後に
もう一つとても素敵な瓢箪がやってきました。

この形は本の中でしか見たことがなかったので感激です。





深い茶色と黒い艶、「お見事!」な曲線美を見せるのは
カメルーンのバムン族が使用していた瓢箪。
直径36×持ち手上部までの高さ68㎝ ¥48,000+tax

竹のような固い植物でできた持ち手と、
藁のような柔らかい素材で編まれた鍋敷きがぐるっと本体に取り付けられているので、
手で持つことも、頭に乗せることもでき、地面に置いても安定します。






現在カメルーンで主力のお酒と言えばビールのようですが、
バムン族のこの形の瓢箪はプラム酒(果実酒)を入れるのによく使われていたそうです。
(お酒だけでなくお水などにも使用) 




たっぷりふくよかで、すらっと長い首を傾げた様子は
後ろ姿にも惚れ惚れ。


もしやこの瓢箪も……!と思い
少し期待を込めて口の部分からくんくん匂いを嗅いでみましたが、
お酒の香りは感知できず。

こんな美しい容器にお酒が入っていたら
さぞかし美味しいことでしょう、などとうっとりしてしまうのでした。




ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年6月6日木曜日

アフリカ瓢箪のおへそ

みなさんこんにちは。
本日はエチオピアで使われていた
瓢箪(ひょうたん)をご覧下さい。


丸いものに惹かれる人間としては堪らないフォルムです。
もちろん自然のものを活かして作っているので、
360度回して見てみると三角寄りの丸や楕円に近いものなど様々。



くびれた部分に革ひもが巻かれており、
その紐をつかんだり壁や腰につけたりしていた様子が想像されます。




入れ物として使用するには
熟したひょうたんを中身が腐るまで水に浸し、
頭の部分を開けて中身を出して乾燥させるそうです。

乾燥させる過程で硬くなるため、
表面に模様を施すのは一番最後の作業。
刃物で彫ったり、熱した金属を押しあてて黒い模様をつけたりします。




ヒビ割れや穴は硬い植物を糸代わりにして“縫う”!!




きゅっ、きゅっ、と
細かく縫い留められた修復跡を見ると
異なるステッチがあちこちから行ったり来たりしていて楽しいものです。


左手前はケニアの瓢箪 ¥18,000+tax
エチオピア大 ¥12,000+tax
エチオピア中 ¥12,000+tax
エチオピア小 ¥4,800+tax



そしてたまに現れるおへそ付きの瓢箪。
人差し指で突きたくなってしまいます。

側面裏と底には修復の縫い目が線路のように延びていて、
これまた素敵な一品です。
ぜひギャラリー本店で探してみて下さい。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp