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2019年6月10日月曜日

バムン族の瓢箪


先日、エチオピアの瓢箪(ひょうたん)をご紹介した直後に
もう一つとても素敵な瓢箪がやってきました。

この形は本の中でしか見たことがなかったので感激です。





深い茶色と黒い艶、「お見事!」な曲線美を見せるのは
カメルーンのバムン族が使用していた瓢箪。
直径36×持ち手上部までの高さ68㎝ ¥48,000+tax

竹のような固い植物でできた持ち手と、
藁のような柔らかい素材で編まれた鍋敷きがぐるっと本体に取り付けられているので、
手で持つことも、頭に乗せることもでき、地面に置いても安定します。






現在カメルーンで主力のお酒と言えばビールのようですが、
バムン族のこの形の瓢箪はプラム酒(果実酒)を入れるのによく使われていたそうです。
(お酒だけでなくお水などにも使用) 




たっぷりふくよかで、すらっと長い首を傾げた様子は
後ろ姿にも惚れ惚れ。


もしやこの瓢箪も……!と思い
少し期待を込めて口の部分からくんくん匂いを嗅いでみましたが、
お酒の香りは感知できず。

こんな美しい容器にお酒が入っていたら
さぞかし美味しいことでしょう、などとうっとりしてしまうのでした。




ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年6月6日木曜日

アフリカ瓢箪のおへそ

みなさんこんにちは。
本日はエチオピアで使われていた
瓢箪(ひょうたん)をご覧下さい。


丸いものに惹かれる人間としては堪らないフォルムです。
もちろん自然のものを活かして作っているので、
360度回して見てみると三角寄りの丸や楕円に近いものなど様々。



くびれた部分に革ひもが巻かれており、
その紐をつかんだり壁や腰につけたりしていた様子が想像されます。




入れ物として使用するには
熟したひょうたんを中身が腐るまで水に浸し、
頭の部分を開けて中身を出して乾燥させるそうです。

乾燥させる過程で硬くなるため、
表面に模様を施すのは一番最後の作業。
刃物で彫ったり、熱した金属を押しあてて黒い模様をつけたりします。




ヒビ割れや穴は硬い植物を糸代わりにして“縫う”!!




きゅっ、きゅっ、と
細かく縫い留められた修復跡を見ると
異なるステッチがあちこちから行ったり来たりしていて楽しいものです。


左手前はケニアの瓢箪 ¥18,000+tax
エチオピア大 ¥12,000+tax
エチオピア中 ¥12,000+tax
エチオピア小 ¥4,800+tax



そしてたまに現れるおへそ付きの瓢箪。
人差し指で突きたくなってしまいます。

側面裏と底には修復の縫い目が線路のように延びていて、
これまた素敵な一品です。
ぜひギャラリー本店で探してみて下さい。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp




2019年5月15日水曜日

発芽!!!

10連休だったゴールデンウィーク、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
元号も令和に変わり、新しい時代の幕開けですね。

令和最初のブログは春っぽいニュースです。
2月にご紹介したジェンネの壷の中に入っていた花の種、
暖かくなってきたので1週間前に種まきしたところ、今朝発芽していました!

壷に入っていた花柄と種












発芽!














種の殻をかぶったままの新芽














ダメもとのつもりでしたが、24粒の種のうち4粒が芽吹きました。
おそらく10年、20年単位でかんかん倉庫に眠っていた種が発芽するなんて感動でした。
生きていたのですね。種の力を感じます。
明日はもっと出てきてくれることでしょう。
上手く育てることができればまたご報告しますね。


店内からはコンゴ民主共和国エンバ族の猿のパスポートマスクのご紹介です。
小さくて長さは12cmです。
笑顔と思いきや、実は怒りや差し迫っている災害を表現しているそうです。
でも気に入って壁に飾っています。


































9,000円税別です。
チンパンジーだそうですよ。


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年4月25日木曜日

ゴールデンウィークの営業について

満開の桜もあっという間に若葉に代わってしまいましたね。
本日の東京は26℃に雨降りで蒸しっとしています。

ゴールデンウィークの営業のお知らせの前に、
春のうたた寝から起きてきて
「う~ん」と伸びをしているかのような新着商品のご紹介です。

並べるとさらに可愛らしい





















以前スタッフFがご紹介した、マリ共和国のドゴン族はしご。
これはそのミニチュアバージョーンのオブジェです。

高さは大体32㎝~44㎝くらいで、
それぞれ専用の鉄製台座を工房で作っていただきました。
台座付きで¥12,000(税別)です。

木の古さはこの通り




















よい感じに中が抜けてしまっています






















ドゴン族のはしごに関する説明はスタッフFのブログをご覧いただくとして、


今回本店に入荷した全8点をお写真でご紹介します。
店頭でもアルファベットを振って展示していますので、
ブログを見て気になるはしごがあればお問合せください。

左から A・B・C・D
全てご売約済






















お背中拝見





















左から E・F・G・H
全てご売約済






















後ろ姿も個性が出ますね





















どれも木の風合いや趣が異なり、ご覧になったお客様は
どれか一つを選ぶのになかなかお悩みになるのではないかと想像しています。
ですが悩むのも楽しみの1つ!
連休中のお時間が許す日などにゆっくりじっくりご覧になってみてくださいね。


ちなみに私は高さ違いで2本並べて飾るのがお気に入りです。
仲良く寄り添っているようで見ていると穏やかな気持ちになりませんか……?






















【ゴールデンウィークの営業について】
ギャラリーかんかん本店は全日OPENしています。
営業時間をご確認のうえ、ご来店くださいませ。

4月27(土)~5月6日(月)
営業時間 11:00~18:30

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp

2019年4月3日水曜日

「アフリカンフェスティバルよこはま2019」開催! 4月5日(金)~7日(日)

今年も「アフリカンフェスティバルよこはま」が開催されます!
第12回を迎えるこのフェスティバル、今回も物産展やフードコート、
アフリカのミュージシャンによるライブやファッションショーなど
楽しいイベントが盛りだくさんになっています。








かんかん本店は昨年と同じく、
横浜赤レンガ倉庫1号館2階のAfrican Market、18番ブースに出店します!

夏を先取りできるカラフルなサイザルバッグやアクセサリー、テキルタイル、
木彫の民芸品などさまざまな商品を特別価格で販売致します。

この3日間はお天気も良く、春の陽気で包まれそうです。
ぜひ皆様のご来場ををお待ちしております!


ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp


2019年3月25日月曜日

コンド族の女性像

コンド族の女性像には独特の表現があると前々から思っていましたが、
先日コンド族の女性の写真を見て「なるほど!」と思ったのです。
あるがままを描写していたのです。

コンド族の女性(Wikipediaより)

















耳にはたくさんのシルバーのリング。鼻にも少し。
顔にはタトゥーを施し、髪は後ろで束ねています。
コンド族の女性像をいくつかご紹介しましょう。
この女性と同様の特徴を表していませんか?


女性像①





















女性像①後ろ姿





















女性像はみな頭に水瓶を乗せています。
水汲みは女性の重要な役割だったのでしょう。


女性像②
ふっくらさん。イヤリングははずしているのでしょうか。






















女性像③
鳥の形の水瓶、洒落てますね。






















女性像④
ほっそりさん。少し寂しげな表情です。






















女性像⑤
かなり個性的です!






















アフリカ、ダン族の木彫りの女性像は妻の肖像だといいます。
コンド族も女性像もよく見ると個性があり、一人一人の肖像のように思えてきます。
今回の新しい発見でした。





かんかん本店裏の緑道公園の桜並木は今こんな感じですよ。
これからどんどん咲いていきます。
3月31日(日)には桜まつりがあり、
焼き鳥や焼きそばなどの模擬店も出るそうです。(10:00~15:00)
お花見がてら、どうぞお出かけ下さい。



ギャラリーかんかん本店 F
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp



2019年3月22日金曜日

コンド族の真鍮工芸とバンジャラ族の刺繍


今朝、ついにギャラリー近くの遊歩道で桜が咲き始めました。
春がやってまいりましたね。


現在のギャラリーかんかん本店は
インドのコンド族・バスタル地方の真鍮工芸と
バンジャラ族の刺繍布を特集して展示しています。

チラシ表面
チラシ裏面


コンド族の真鍮工芸が集結するのは
弊社でもとても久しぶりのことで、
スタッフもギャラリーに並べる日を楽しみにしていました。

インドの特集コーナー


コンド族の動物は表情や佇まいが独特です。
何か物語が始まりそうな雰囲気を醸し出している……

遠くを見つめるようなハリネズミ

目の横についた小さなヒレが可愛らしい魚

ぽってりとしたお腹のうずら


一緒にご紹介しているバスタル地方の真鍮はまた違った様子です。


よく見るととてもおしゃれな服装

小さいサイズのものが多いので、
なかなかお写真では伝えきれません!
是非お近くで手にとってご覧ください。
いろいろな発見があるかもしれません。


サイズや価格の記載されたチラシをご希望の方は
郵送にてお送りしております。
ギャラリーかんかん本店のメールアドレスまでご連絡ください。

アドレス: honten@kankan.co.jp
(宛名・お送り先のご住所をお知らせ下さい)



ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp



2019年2月26日火曜日

「芹沢圭介の収集」とアフリカの仮面

多くのお客様がご来場くださったカンタ展も終了し、
店内は次の特集展示までアフリカンアートの賑わいが戻ってきました。
新聞やネットで情報をみつけてカンタを見にお越し下さった皆様、
本当にありがとうございました。

ご売約いただいたカンタはそれぞれのお客様のもとへ旅立ちましたが、
暫くの間は少し縮小したインドコーナーでいくつか展示しております。
期間中ご覧になれなかった方は是非お立ち寄りください!


さて、今回は素敵な美術館とアフリカの仮面について。

ギャラリーかんかんのブワ仮面と
クバ族の赤いアップリケ

静岡市立芹沢圭介美術館では、今年の3月24日まで
「芹沢圭介の収集」-世界の仮面と衣裳-という企画展を開催されています。

アフリカをはじめ、アジアや南北アメリカなど様々な地域から集まった
貴重なコレクションが150点も展示されるときいて、拝見して参りました。


美術館の所蔵品は撮影ができませんが、
ギャラリーかんかん本店にある仮面やテキスタイルを撮影してご紹介致します。


美術館のチラシ表裏





















型絵染の人間国宝である芹沢圭介さんは世界の工芸品の収集家でもあり、
気に入った民族衣装は自分のお誕生日などに着ることもあったそうです。


ギャラリーかんかん本店の
バウレ族仮面¥48,000+tax
ディダ族スカート¥90,000+tax














チラシの裏面中央に掲載されたのはバウレ族の仮面とディダ族のスカート。
ラフィヤ椰子の繊維を編んで作られたスカートは
黄色や橙に美しく染め上げられています。


展示の中では
コートジボワールのダン族が徒競争の際に使用する仮面(グニュゲ)や、
割礼を受ける少年たちの世話役が使用する仮面(デアン・グレ)、
ハウサ族やバミレケ族の衣装などが次々と登場し、
芹沢さんがアフリカの民族や伝統文化へ高い関心を寄せていたことが伺えました。

ギャラリーにも美術館で拝見した仮面がございましたのでご覧下さい。
かんかんのグニュゲは目を縁取っていた金属が外れて、あどけない印象のお顔です。


ダン族 仮面
¥28,000+tax






















金属が貼ってあった接着面の跡。





















仮面を付けるのは徒競争の前回勝者で、
挑戦者は勝者よりも数メートル先の地点からスタートします。

この数メートルのハンデの距離を追い越し、
見事先にゴールできれば仮面をつけた前回勝者の連勝。
観衆もなかなか盛り上がりそうなルールですね!


目の縁取り金属が残っているグニュゲ
¥90,000+tax










































顎には鈴が付いています。
挑戦者は背後からこの音が迫ってくるのを聞きながら必死に走ったことでしょう。

植物を編んで髪に見立てた凛々しい仮面





















ダン族にはこんなユニークな仮面も……
¥58,000+tax

























今回の「芹沢圭介の収集」では
日本の仮面や伝統的な衣装も展示されており、
刺子と裂き織りの美しさは溜息のでる想いで眺めてしまいました。


書籍「芹沢圭介コレクション」より日本の刺子



















布の補強の為に細かく糸を入れることから始まった日本の刺子は、
東北地方を中心に古くから様々な地域で伝えられてきた技法の一つ。

また裂き織りは使い古した布を裂いて、新たな布を織る際の横糸として利用する
生地の無駄を一切なくした織物です。

かんかんには日本の古い衣裳がございませんが、
裂き織の羽織や刺子のバッグがございましたので少しだけご紹介します。


裂き織の羽織・ワンピース¥16,000+tax
一つ一つ色や模様が異なります

タイの刺子バッグ¥9,800+tax
裂き織のバッグ¥6,500+tax


この他にもアジアの細かなビーズ細工の民族衣装や、
アフリカの狩人用の衣裳、日本の木製仮面などを間近に見ることのできる
「芹沢圭介の収集」-世界の仮面と衣裳-。

登呂遺跡と併設されており
晴れた日に訪れると気持ちがよいのでおすすめです。




ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp