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2018年6月25日月曜日

アフリカの貨幣あれこれ

牛、ラクダ、ビーズ、子安貝など様々なものが物々交換されてきた中で、
耐久性があり農具や武器などに加工できる鉄も重要な“財産”として
アフリカの人々に扱われてきました。


大きさも形も様々に精製されたアフリカ各地の鉄製貨幣。

今回は一部店頭に出しているものに加え、
倉庫で見つけ出してきた貨幣をいくつかご紹介いたします。
(写真で台座についていないものも、台座作成が可能です)



左:ムムイエ族 貨幣 \120,000+tax  W12×D9×H55㎝
中央:キシ族 貨幣 \28,000+tax   H約40㎝
右:シャンバ族 貨幣 \75,000+tax  W30×H42㎝


細かなねじり模様が施されています

松明のような形のムムイエ族の貨幣は、
複数のヘビが立ち上がった姿を現しているため、
よく見ると先がヘビの頭になっている部分があります。

ヘビは神様の使いや豊穣の象徴などとしてよく使われるモチーフですので、
何かを手に入れる引き換えとなった大切な財産(貨幣)に登場するのも納得です。




左:セヌフォ族 貨幣 \9,000+tax      W4×H39×D2㎝
中央(大):トーゴ ゴング \25,000+tax  W21×H51×D11㎝
中央(小):クエレ族 貨幣 \25,000+tax  W12.5×H40㎝
右:カメルーン 貨幣 \25,000+tax     W17×H27㎝

カメルーン 貨幣:ご売約 (店頭にもう1点ご用意ございます)

海を漂うエイのようなカメルーンの貨幣。
発見した時は思わず小躍りしてしまったほど可愛らしい佇まいの貨幣です。



貨幣を探している時に偶然みつけたゴングがとても美しかったため、
一緒に写真におさめてしまいました。
ふくよかな立体感が魅力的。



アフリカでは紀元前3世紀頃から鉄が作られ始めたとされています。
鉄を精製することは難しく、作業の前に音楽やダンスで成功祈願が行われることも。
鍛冶職人は特別な存在として扱われ、
職人同士でのみ使われる言語なども存在していました。




左:マンビラ族 貨幣 \50,000   W16×H42㎝
中央:ティヴ族 貨幣 \20,000   W18×H23.5㎝
右:クエレ族 貨幣 \120,000    W36×H50×D3㎝
  
クエレ族の貨幣は動物の体を象っているという考え方と、
ナイフ・カミソリを合わせた形であるという考えがあるようです。
両腕のように広がった左右の先、内側にひねられた部分が“耳”。
下の方で小さく二股に分れた部分を“尾”として見るそうですが……

武器から発展した形に、アフリカらしい動物的な要素が加わったのでしょうか。
皆さんは何を想像しますか?


ムムイエ族 貨幣 \75,000
W24×D3×H38㎝

ヨルバ族 貨幣(青銅)\58,000
W25.5×D5×H16㎝(サイズは台座含まず)

ルバ族 貨幣(青銅)200,000+tax
W29×D1.5×H13㎝(サイズは台座含まず)


アフリカの貨幣を見て、
鉄の繊細さや、表情の豊かさに魅力を感じるようになりました。
固いけれど柔らかい印象も受けるのは、そのデザインと錆の風合いのせいでしょうか。


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
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