dogon

dogon

2022年8月18日木曜日

カラモジョン族のヘッドドレス

ギャラリーの夏休みも終わり、
今日からまた8月の特集 Staff Recommend!の
掲載品をご紹介させていただきます。

本日は数少ないウガンダのお品物から、
カラモジョン族の男性が着用するヘッドドレスです。


リーフレット掲載番号5 
¥18万(税込¥198,000)W15×D25×H21cm
台座を含めるとH37cmあります。

ウガンダの北東部で放牧をしながら暮らしているカラモジョン族の男性は、
ステイタスシンボルとしてこのようなヘッドドレスを被っています。
ヘッドドレスと言っても、始めは着脱できない状態なので
ヘアスタイルともいえるかもしれません。

参考写真:https://www.randafricanart.com

彼らは一定の年齢を迎えると髪の毛を剃り、
再び伸びてくるとその髪の上から泥を塗って彩色や鳥の羽などで装飾を施します。
形を作るために植物繊維や針金のようなものを使う場合もあるようですが、
人毛と泥が主な土台となっています。

これを髪ごと剃って頭から外したものがヘッドドレスに。
(形によっては綺麗に剝がすがなかなか難しそうですね)


ギャラリーかんかんでご紹介しているものは、
針金の枠組みで形が作られています。
彩色の上から点々と流れるような凹凸模様をつけて、
頭の上には木製の突起・ビーズ装飾が。
そして後頭部を見ると揺れるチェーンが並んでいてなかなかお洒落です。


そしてカラモジョン族にとって「勇気の象徴」と言われるこのヘッドドレスは、
着用者の地位によって、もっと豪華な飾り付けをされることもあります。
戦士や長老として認められた男性には、ダチョウの長い羽がつくのだそうです!

さらに興味深いのは、後頭部にもっとふくらみを持たせて中を空洞にし、
貴重品を入れるポケットとして使うものもあるということ。
肌身離さずとはこのことですね。
ご興味のある方はブルックリン美術館の貯蔵品をご覧になってみてください。
ポケット部分のボリュームがインパクト大です。(下記が美術館のサイトです)
https://www.brooklynmuseum.org/opencollection/objects/3047


開催中の特集 Staff Recommend!は8月31日までを予定しています。
是非店頭で私たちギャラリースタッフのおすすめ品をご覧下さい。

ーーーーーーーーーーーーーー
●ブログ掲載品のご注文方法●

本店のメールアドレスまたは電話番号に
ご希望商品の「ブログ掲載番号」とご希望のお支払い方法をご連絡ください。
ギャラリースタッフがお届け日やお支払い金額などをお知らせいたします。
(特集企画のリーフレット番号でもご注文可能です)

【通信販売の場合】
銀行振込 または 代引き

【ご来店でご購入】
現金、クレジットカード、ICカード、paypayなど

※ブログ掲載番号の記載がない商品は「●月●日のブログに載っていたもの」とお伝えください。

ご不明点はお電話・メールにてお気軽にお問い合わせください。
ーーーーーーーーーーーーー


ギャラリーかんかん本店 K
世田谷区代田1-47-1
TEL: 03-5486-3122
mail: honten@kankan.co.jp